年末に近づいてくると、
毎年恒例のニュースが舞い込んできます。
そう、
「ボジョレーヌーボー解禁です。」
キャッチコピーが話題になったり、
味が話題になったり。
ボジョレーヌーボー解禁が叫ばれると、
今年も、もう終わりなんだな~
と、しみじみ考えてしまいます。
そんなボジョレーヌーボー解禁なんですが、
ボジョレーヌーボーを解禁させる意味って知ってますか?
普通、ワインに解禁日なんて設けません。
ですが、ボジョレーヌーボーには、
解禁日が存在します。
ボジョレーヌーボーに、
解禁日があるのは何故なんでしょうか?
その秘密に探っていきたいと思います!
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ボジョレーヌーボーとは?
画像参照元:http://urx.blue/z7Yp
あなたはボジョレーヌーボーについて、
どれ位知っていますか?
まずは、ボジョレーヌーボーについて、
ご説明していきましょう。
フランスには、
ボジョレーというワインの有名な生産地があります。
ボジョレーヌーボーとは、
そこで作られた新しいワインの事です。
因みに、ヌーボーとは、
フランス語で新しい物という意味です。
ボジョレーヌーボーの最大の特徴は、
ワインを熟成させない所にあります。
普通、ワインと言うのは、
作られてから2~3年熟成させます。
そして、熟成された物が、
商品として販売されます。
しかし、ボジョレヌーボーは
約半年程しか熟成させません。
殆ど熟成させないのです。
実はあまり美味しくない?
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世界的に見れば、
ボジョレーヌーボーは
あまり美味しくないワインとして有名です。
その理由は、
熟成させない所にあるでしょう。
ワインは熟成させる事で、
味に深みがまし、香りにコクが出ます。
しかし、熟成させる事のないボジョレーヌーボーは、
あまり美味しくないワインとして有名なのです。
ワイン好きにとってボジョレーヌーボーは、
味を楽しむワインというよりも、
その年のブドウの味を知るワインなのです。
ワインは熟成させてから販売するので、
その年のワインの味を知るのは2、3年後です。
しかし、熟成させないボジョレーヌーボーは、
その年のワインの味をその年に知れます。
言ってみるならば、
ワインの試飲会みたいなものなんです。
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なぜ解禁日が設けられている?
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では何故、ボジョレーヌーボーには
解禁日が設けられているのでしょうか?
その理由は昔に遡ります。
その昔、フランスでは
ボジョレーヌーボーが大流行しました。
普段とは違うワインの味に、
多くの観衆が飛びついたのです。
そして、市場ではボジョレーヌーボーが
品薄状態になってしまいました。
普通のワインであれば、
品薄状態になればプレミアがつきます。
何故ならば、熟成させないといけないからです。
時間もかかる上に、
その年のブドウが無くなっていれば、
もうその年のワインを飲む事は出来ません。
ですが、ボジョレーヌーボーは違います。
熟成にかける時間が短いので、
新しいワインをドンドン生産できたのです。
その結果、質の悪いボジョレーヌーボーが、
大量に市場に出回ってしまいました。
このままではボジョレーヌーボーというブランドが、
質の悪いブランドになってしまう!
と、危惧したフランス政府が、
ボジョレーヌーボーに解禁日を設けたのです。
解禁日を設ける事によって、
質の悪いボジョレーヌーボーの
大量流出を防ぐ事が出来ました。
ボジョレーヌーボーに、
何故解禁日があるのか?
それは人気が出過ぎてしまったが故なんです。
解禁日はいつ?
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そんなボジョレーヌーボー。
解禁日はいつ頃なんでしょうか?
これは実は全世界共通で決まっていて、
11月の第3木曜日となっているんです。
フランスやヨーロッパに行っても、
早く飲める訳ではありません。
むしろ、時差の関係を考えれば、
日本は先進国でもかなり早く解禁されます。
出来るだけ早く飲みたい人は、
じっと我慢するのが一番でしょう!
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
昔は新しい物として流行りましたが、
今はブランド的人気もあるのでしょう。
特に、日本での人気は凄まじいと聞きます。
海外ではワインの試飲会の様なものなので、
そこまで人気は高くないんだとか・・・
むしろ、マズイワインとして有名の様です(笑)
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